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横浜ゴム SBT認定取得に向けコミットメントレターを提出

横浜ゴムは1月30日にパリ協定の水準に科学的に整合する企業の温室効果ガス排出削減目標「Science Based Targets(SBT)」の認定取得に向けて、認定機関の「SBTイニシアチブ(SBTi)」にコミットメントレターを提出したと発表した。

今回のコミットメントレターは2年以内に「SBTi」の基準に適合した目標を設定し、提出することを誓約するもの。「SBT」では企業の直接排出はもちろん、他社や顧客による間接排出まで事業活動全体にわたって削減目標を設定することが求められている。

横浜ゴムでは「2050年に自社活動によるCO2排出量ネットゼロ」を目標に国内外の工場で太陽光発電システムの導入や再生可能エネルギー由来の電力活用などを進めている。また、物流や製品の使用・廃棄などにおける間接排出についても2013年から排出量の開示を始め、削減活動に取り組んできた。

近年ますます深刻化する気候変動問題に対応しサプライチェーン全体での温室効果ガス排出削減を加速化するため、今後は「SBT」の認定取得を目指していく。

横浜ゴムグループは、サステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げ、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上につなげていく。