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ブリヂストン、サステナブルなモータースポーツ活動を強化

ブリヂストンは、2024年のモータースポーツ活動計画を発表した。4輪レースでは「POTENZA」ブランド、2輪レースでは「BATTLAX」ブランドのタイヤを中心に、トップカテゴリーからアマチュアドライバーによる参加型レースまで、モータースポーツ文化の発展を支えるため、国内外で様々なモータースポーツをサポートする。

国内で随一の人気を誇るトップカテゴリーレース「SUPER GT」では、GT500クラスに12チーム、GT300クラスには4チームへタイヤを供給する。また「スーパー耐久シリーズ」「NTT INDYCARR SERIES」「Indy Autonomous」「 TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」「全日本ジムカーナ選手権」などにもタイヤを供給する計画。

また、二輪車カテゴリーでは「FIM 世界耐久選手権(EWC)」「MFJ全日本モトクロス選手権」などに引き続き参戦する予定。

同社はモータースポーツ活動60周年を迎えた2023年にサステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化する方針を掲げている。レースを「走る実験室」として、極限の条件で技術を磨き、”EV時代の新たなプレミアム” 商品設計基盤技術「ENLITENR」の進化に挑戦し、”From Circuit to Street”をコンセプトに、市販用タイヤ開発の次のステージへつなげていく。

さらに原材料調達からリサイクルまで、タイヤを「創る」「使う」、原材料に「戻す」というバリューチェーン全体のサステナビリティへ向けた活動も推進する。これらの活動を通じて、「自ら極限へ挑戦」する姿、レースを支える姿や情熱を示すことで、ブランド力も進化させ、「サステナブルなプレミアムブランド」を構築していく。