横浜ゴムは2025年のニュルブルクリンク24時間レースの勝利を目指し、ドイツのレーシングチーム「Scherer Sport PHX」とパートナーシップ契約を締結したと発表した。

同社はニュル24時間レースおよびニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)での勝利を目指しており、同チームから参戦する1台の「Audi R8 LMS GT3 evo II」に「ADVAN」レーシングタイヤを供給する。すでに同社とはNLS参戦によるタイヤ開発をスタートしており、10月に開催されたNLS第5戦では総合2位を獲得している。
Scherer Sport PHXは独ニュルブルクリンクを拠点とする有数のレーシングチームで、2023年より大手カーディーラーのシェラー社の子会社としてニュルブルクリンクを中心とした主要レースに参戦している。ニュル24時間レースでは2024年を含め、通算5回の総合優勝を誇る屈指の強豪チーム。
横浜ゴムは世界有数のタイヤメーカーによる厳しいコンペティションが繰り広げられるニュル24時間レースにおいて参戦チームを長年に渡ってサポートしており、ヨコハマタイヤ装着車がこれまでに3度の総合優勝を果たしている。
また、昨年のNLSではヨコハマタイヤ装着車が全9戦中5戦で総合優勝を獲得する圧倒的な強さを示し、NLS Speed Trophy部門、NIMEX Team Trophy部門SP9 Proクラスでの年間チャンピオンを獲得している。さらに、今年のNLSではScherer Sport PHXの2位獲得に加え、ヨコハマタイヤ装着車が第4戦で総合優勝を獲得している。