タイヤニュース

ブリヂストン「技能グランプリ」と「ソリューションエンジニアコンテスト」を開催

ブリヂストンのグループ会社、ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは9月4日、タイヤメンテナンス技能の競技会「第14回技能グランプリ全国大会」および輸送事業者へのソリューション提案力の競技会「第2回ソリューションエンジニアコンテスト全国大会」を宮城県仙台市で開催した。両競技会には地区予選を含め、前年を超える過去最高の総勢711名が参加し、輸送ビジネスを足元から支えるブリヂストンのプレミアムタイヤ事業、ソリューション事業の強化に向けた知識や技術の研鑽を行った。

技能グランプリの様子技能グランプリの様子

同社は輸送事業者の安全運行を確保するために独自のトラック・バス用タイヤの作業標準を策定・展開し、高いサービス品質の維持・向上に継続的に取り組んでいる。「技能グランプリ」はは、タイヤメンテナンスに携わるメンテナンススタッフ育成活動の一環として実施するもの。2024年は全国のブリヂストングループおよび関連のトラック・バス用タイヤ販売店から362名が地区予選に出場し、予選を勝ち抜いた代表選手40名が、タイヤメンテナンスの作業スキルや顧客へのアドバイスなど実際の作業形式で競い合った。

また「ソリューションエンジニアコンテスト」は、多様化する輸送事業者の課題を解決するべく、高いソリューション実践力をもつセールススタッフの育成を目的として実施。全国大会では最新の市場環境の変化を踏まえた顧客課題を適切に捉え、固有の課題に合わせた「Tire Solution」を提案し、商談スキルをロールプレイング形式で競った。優れた商談事例はグループ内で共有することで、今後のグループ全体のソリューション実践力の底上げにつなげていく。