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横浜ゴムの「ADVAN」装着車がニュルブルクリンク耐久シリーズ第4戦で総合優勝

横浜ゴムのグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」装着車が8月3日にドイツで開催された「ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)」の第4戦で総合優勝した。

総合優勝したのは最高峰クラスのSP9 Proから参戦した「Team ADVAN×HRT」の9号車「Mercedes-AMG GT3(サルマン・オウェガ選手/デビッド・シューマッハ選手/フーバート・ハウプト選手)」。予選3位で迎えた決勝は、レース開始早々に雨によるアクシデントにより2時間近くレースが中断。再開後は首位でスタートし、その後にペナルティを受けて順位を落としたものの、10周を終えた時点で再度トップに立つとそのまま独走を続け、2位に約3分半の大差をつけてチェッカーフラッグを受けた。

総合優勝した「Team ADVAN×HRT」の9号車総合優勝した「Team ADVAN×HRT」の9号車

なお、同じくSP9 Proから参戦した「Team ADVAN×HRT」の6号車「Mercedes-AMG GT3」は予選で2位につけたが、予選走行中のアクシデントにより決勝レースへの出走を取り止めている。

横浜ゴムは今シーズン、Mercedes-AMGカスタマーレーシングチーム「Haupt Racing Team」とパートナーシップ契約を結び、NLS第3戦からは2台の「Mercedes-AMG GT3」に「ADVAN A005」と「ADVAN A006」を供給している。

「NLS」は世界一過酷なコースと言われるニュルブルクリンクで開催される耐久レースシリーズで、今年は11月まで全6戦が予定されている。昨年のNLSではヨコハマタイヤ装着車がNLS Speed Trophy部門およびNIMEX Team Trophy部門の最高峰であるSP9 Proクラスでの年間チャンピオンを獲得している。