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住友ゴムの白河工場が「操業50周年記念祭」を開催

住友ゴム工業の白河工場(福島県白河市)は、5月3日に操業50周年記念祭を開催した。記念祭には山本悟社長、池田育嗣特別顧問、タイヤ事業本部生産本部長の齋藤健司執行役員、社員とその家族など約2700名が参加した。

テープカットの様子記念祭でのテープカットの様子

白河工場は1974年8月に操業を開始し、現在は同社の国内タイヤ工場としては最大規模の生産能力を誇っている。操業当初より「自然との調和」「地域と密着」「公害を出さない」をスローガンに生産活動を続け、省資源、省エネルギー、産業廃棄物の削減や生物多様性保全活動など環境に配慮した取り組みを積極的に行ってきた。

さらに、水素ボイラーとカーポート型太陽光発電設備を導入し、2023年1月から水素エネルギーと太陽光発電を使用した製造時(Scope1・2)カーボンニュートラルを達成した量産タイヤの生産を開始している。

記念祭では、河合亨白河工場長が社員や協力企業、地域住民に感謝し、「白河工場は今後も100年工場を目指し、住友ゴムをけん引する工場としての誇りと使命感を持ち、地域を愛し愛される工場を目指して活動していきたい」と挨拶した。