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ホンダのモータースポーツの発信拠点「Honda RACING Gallery」を鈴鹿サーキットに新設

「Honda RACING Gallery」「Honda RACING Gallery」

ホンダは三重県にある鈴鹿サーキットに、同社のモータースポーツの“世界一への挑戦”と“技術”の発信拠点として、FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)の歴代マシンを中心に展示する「Honda RACING Gallery(レーシングギャラリー)」を新設し、F1日本グランプリの開幕に合わせた4月5日に開館すると発表した。

レーシングギャラリーは、今年、ホンダが初参戦から60周年を迎えるF1を中心に、実際のレースを戦った歴代マシンとエンジンおよびパワーユニットの展示を通じて勝利へのこだわりとレースを通じて磨いてきた技術を体感できる展示施設。

エントランスから入館後、スピード感と期待感を醸成する「スピードトンネル」を抜けると見えるメインホールは、黒を基調として外光の入らない空間とし、スポットライトの当たったマシンの色や造形が際立つ設計にしている。

メインホールの中心には、1965年のメキシコグランプリでホンダのF1初勝利を飾った「Honda RA272」と、2021年にマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得した「Red Bull Racing Honda RB16B」の時代を超えた2台のマシンを展示。

地下1階にある企画展示エリアでは、鈴鹿サーキットで開催されるレースにあわせたレーシングマシンを展示する企画展を実施する。4月5日からは、「F1日本グランプリ企画展示」を行い、今後はSUPER GTや全日本スーパーフォーミュラ選手権、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどのレーシングマシンを展示する予定。

営業時間は10:00-17:00で、入場料は無料。ただし鈴鹿サーキットへの入場料と駐車料は別途必要となる。