ブリヂストンとティアフォーが自動運転車両の実証実験を開始

ブリヂストンは2月15日、オープンソースの自動運転ソフトウェアを先導するティアフォーと自動運転車両の安全運行に向けた実証実験を長野県塩尻市の公道で開始したと発表した。

今回の実証実験は、ティアフォーが自動運転レベル4認可取得を目指して検証を行っているレベル2相当の自社開発の国内初量産型自動運転EVバスに、ブリヂストンのソリューションアイテム「Tirematics」を実装して公道で行うもの。

これにより安全運行や経費削減、運行距離延長・電費改善、ダウンタイムの軽減・予兆管理といった課題に対する自動運転車両の安全で効率的な運行をサポートするソリューションサービスの検証を行う。

今後、自動運転技術の研究開発に関する共創も含めて実証実験を拡大する。取得した自動運転の制御に必要なデータ、「Tirematics」を活用したデータの連携により、自動運転技術を取り入れたモビリティの安全性や生産性の向上に貢献するタイヤ技術や、モビリティソリューションなどの開発を加速していく。