ブリヂストンは2月1日、中国のタイヤメーカーであるHAWK社を相手に提起していた意匠権侵害訴訟について、中国最高人民法院で勝訴したと発表した。
同社は、2017年6月に意匠権を持つトラック・バス用タイヤのトレッドパターンを模倣してタイヤを製造したHAWK社の行為は意匠権侵害に該当するとして提訴。2024年1月にその主張が認められ、最高人民法院からHAWK社に対して損害賠償金30万元（約600万円）の支払いを命じる判決が下された。
対象となった意匠権は、同社のトラック・バス用タイヤ「ECOPIA R102」のトレッドパターンに関する権利。
ブリヂストンでは「知的財産を重要な経営資源の一つと捉えており、特許、商標およびその他の知的財産の不正使用または侵害に対しては今後も厳正に対処していく」としている。
