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ブリヂストン 中国のトラック・バス用タイヤ事業から撤退

ブリヂストンは2月27日、中国でのトラック・バス用タイヤの生産、販売から撤退すると発表した。今後は成長が見込まれる乗用車用プレミアムタイヤにリソースを集中させる。

中国現地法人の普利司通 投資有限公司(上海市)が運営する瀋陽工場(遼寧省瀋陽市)の生産は1月26日に終了しており、今年上期中にトラック・バス用タイヤの販売も終える予定。瀋陽工場では1日約4300本のタイヤを生産していた。

同社では「プレミアムフォーカスを強化するために事業再構築を進めている過程で、市場変化への対応や競争優位性の観点など、あらゆる要素を検討した結果、今回の決定をした」としている。