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売上高、各利益とも過去最高に TOYO TIREの2023年度業績

TOYO TIREの2023年度通期業績は、売上高が前期比11.2%増の5528億2500万円、営業利益が74.6%増の768億9900万円、経常利益が68.6%増の860億4700万円、純利益が50.7%増の722億7300万円となり、売上高と各利益で過去最高を更新した。

タイヤ事業は売上高が10.9%増の5054億3800万円、営業利益が64.5%増の767億2500万円だった。市販用タイヤは、北米市場は大口径ライトトラック用タイヤやSUV用タイヤに加え、オールシーズンタイヤなど重点商品を中心に販売注力したことで、販売量が前期を上回った。国内市場は需要減少に加え、暖冬の影響から販売量が前期を下回ったものの、値上げ効果や付加価値商品の販売に注力した結果、売上高は前期並みを確保。新車用タイヤは自動車生産が回復基調となったことで、販売量が前期を上回っている。

2024年度業績予想は、売上高が1.3%増の5600億円、営業利益が1.4%増の780億円、経常利益が21.0%減の680億円、純利益が37.7%減の450億円を見込む。